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〜とまと in Japan〜

新年明けましておめでとうございます。

野菜ソムリエプロのMasakoALAです。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

もう令和7年であることに驚きます。

半分以上がコロナ禍であったからか、令和の記憶がとんでいます。

 

去年はさまざまな国を旅するように、各国のトマトを使ったお料理を毎月ご紹介してきました。

今年も引き続きその旅を続けます。

とはいえ、今月は新年を迎え、一時帰国。

日本の原点に、立ち戻ってみようと思います。

 

古来よりトマトが日本に存在していたわけではなく、トマトが伝わったのは19世紀の中頃だとされています。

江戸時代末期、1850年代、長年の鎖国政策が緩まりつつあり、外国との交流が増え、

アメリカ大陸からヨーロッパに広まっていたトマトも、オランダから日本に到来したのであろうと言われています。

ヨーロッパでもそうであったように、最初から食用とされたのではなく、観賞用だったようです。

 

食材として使われるようになったのは、文明開花の明治時代。

西洋のお料理の普及と共にトマトも食べられるように。

サラダやスープ、煮込み料理と幅広く使われ、

後に洋食と呼ばれる西洋風の日本独自のお料理では、トマトが欠かせなくなっています。

20世紀に入ってからは家庭でも食べられ、今ではパスタやピザなどイタリア料理から、

あらゆる国のお料理でその魅力を発揮し、我々を楽しませくれています。

 

国際化と共に日本の食文化で広まってきたトマト。

外交要員のように現れて、根付き、人気の野菜へと躍り出て、

よく食べる野菜ランキングの上位におり、好きな野菜ランキングでもトップであったりもしています。

私もそのうちの1人、長年トップ独走です。

 

 

さぁ、今年もどれだけトマトを食べることでしょう。

まずはトマトのお雑煮からスタートしてみては。

 

ぜいたくとまとを煮詰めて、少しの昆布水、醤油出汁、白味噌で調味

アボカドも共に

 

今年も世界中のトマト料理を楽しみながら、トマトのある暮らしを送りたいと思います。

ぜひ、ついてきてくださいね🍅

 

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

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