〜とまと in Japan〜
![](http://tomatoyanakamura.com/wp-content/uploads/2025/01/tomato283.jpg)
新年明けましておめでとうございます。
野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
もう令和7年であることに驚きます。
半分以上がコロナ禍であったからか、令和の記憶がとんでいます。
去年はさまざまな国を旅するように、各国のトマトを使ったお料理を毎月ご紹介してきました。
今年も引き続きその旅を続けます。
とはいえ、今月は新年を迎え、一時帰国。
日本の原点に、立ち戻ってみようと思います。
古来よりトマトが日本に存在していたわけではなく、トマトが伝わったのは19世紀の中頃だとされています。
江戸時代末期、1850年代、長年の鎖国政策が緩まりつつあり、外国との交流が増え、
アメリカ大陸からヨーロッパに広まっていたトマトも、オランダから日本に到来したのであろうと言われています。
ヨーロッパでもそうであったように、最初から食用とされたのではなく、観賞用だったようです。
食材として使われるようになったのは、文明開花の明治時代。
西洋のお料理の普及と共にトマトも食べられるように。
サラダやスープ、煮込み料理と幅広く使われ、
後に洋食と呼ばれる西洋風の日本独自のお料理では、トマトが欠かせなくなっています。
20世紀に入ってからは家庭でも食べられ、今ではパスタやピザなどイタリア料理から、
あらゆる国のお料理でその魅力を発揮し、我々を楽しませくれています。
国際化と共に日本の食文化で広まってきたトマト。
外交要員のように現れて、根付き、人気の野菜へと躍り出て、
よく食べる野菜ランキングの上位におり、好きな野菜ランキングでもトップであったりもしています。
私もそのうちの1人、長年トップ独走です。
さぁ、今年もどれだけトマトを食べることでしょう。
まずはトマトのお雑煮からスタートしてみては。
ぜいたくとまとを煮詰めて、少しの昆布水、醤油出汁、白味噌で調味
アボカドも共に
今年も世界中のトマト料理を楽しみながら、トマトのある暮らしを送りたいと思います。
ぜひ、ついてきてくださいね🍅
どうぞ、よろしくお願いいたします。