〜トマトで腸活 -with 酢編- 〜

こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
気温も上がり、春らしい日々。
雨が降っても寒さを感じない。
けれども、朝晩はまだひんやりとしています。
体調お変わりないですか。
(脚注、梅雨入り前に執筆していました…)
3度目の非常事態宣言下に置かれた兵庫。
感染したという話を聞く機会が増えています。
できる限りを尽くして、防御し、感染を広げないようにしたいと改めて思います。
防ぐことはもちろん、広げることはもってのほか、あとは、抗う力を養いたい。
抵抗力、免疫力アップに尽きますね。
ということで、今回も腸内環境を整えようということで、トマトで腸活。
今回は酢です。
酢が腸活?発酵食品なのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
酢の歴史は醤油や味噌よりも古く、最古の調味料と言われています。
お酒から作られたと言われ主成分は酢酸。
酢酸は殺菌効果があり、とにかく健康効果が高いものです。
その効能は多数ありますが、調理の上でも、酢を足すことにより、
塩の効きが良くなるというのは魅力ではないでしょうか。塩分を控えることができますね。
春は酸味を摂ることで、巡りを良くし、自律神経の乱れを緩和することにも一躍買ってくれます。
緊張を和らげて、精神をほぐしてくれる酢。
胃の粘膜保護もしてくれるので、食前に希釈した酢を飲むことも胃腸の健康に効果が期待されています。
そんな酢に抗酸化力高いリコピンたっぷりトマトさんを合わせてみましょう。
酢トマト。
まずは大玉トマトをカットして、酢とハチミツを合わせたところに、ひたひたになるように浸けます。
酢は純米酢と柿酢を半々で。
組み合わせることで味わいが単一的でなく広がりました。
日を追うごとに、トマトの旨みが酢に移り、お互いが寄り添ってきます。
そのまま食べるだけでなく、ドレッシングや和えものの調味料としてもオススメです。
生で食べられるカブのもものすけとの食べ合わせ。
薄くスライスしたもものすけに、ディップのようにのせてみるのもひとつ。
もものすけをダイス状にカットして、それに和える。
この場合は、少しもものすけを酢トマトに漬けておくと、食べやすさが増します。
最後は酢もぎゅっと飲んでみてください。
お料理のスターターにぴったりの一品となります。
これをベースに、オイルを足したり、ハーブを合わせたりと、アレンジするのも楽しいですね。
ミニトマトの酢漬けはおやつがわりに。
てんさいオリゴ糖と水、ホワイトバルサミコ酢を火にかけて、馴染ませたものにミニトマトを入れるだけ。
優しく包み込むようなホワイトバルサミコ酢の味わいがスイーツ的に楽しめます。
こちらも日を追うごとに、トマトに酢が入り込むような味わいを堪能できます。
味の移り変わりも楽しめますよ。
少しずつ気温も上がってきます。
口当たりから身体の中まで、爽やかに快適に過ごしたいですね。