〜トマトで腸活 -with 醤編- 〜

こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
今年は桜の開花が早かったですね。
枝に蕾が見え始め、今か今かと膨らむ。
そのさまに、すごいパワーを感じ、愛おしい気持ちでいっぱいに。
花が咲き始め、可愛さから美しさ、そして、艶やかさへと移り変わっていく。
花が散っても、緑が青々しく、桜餅の香りが漂う。
女性の一生を物語っているようです。
春の醍醐味ですね。
桜の何倍もの時間をかけて、人も長い生涯を同じように歩みます。
そのためには、やはり、健やかでいるかことが大前提。
日々の食事の中で、少しの心がけを積み重ねていくだけで変わってくると信じています。
そのひとつとして、先月に続き、今回も腸内環境を整えようということで、トマトで腸活。
今回は醤(ひしお)とのマリアージュ。
醤の歴史は古く、その昔、万葉集にも綴られているという、万能調味料。
味噌や醤油の原型とも言われ、なんとも頭が下がる存在ですね。
私がそれを使い始めたのは去年。
醤を育てる器に惹かれて作り始めたというなんとも順不同なきっかけでしたが、
これがまぁなんとも重宝しています。
麦麹や大豆麹を発酵させることでできる醤。
お料理に旨味やコクを出すだけでなく、腸内環境を整え、それが整うと精神への安定にも繋がると言われています。
ちょっともの足りない時に、引き締めに使えますし、
もちろんこれだけでもお野菜や豆腐にのせるだけで立派な一品にもなります。
そんな醤にカットしたトマトを漬けて数日。
それぞれ別物だったものが、馴染んで、トマトから出るエキスが醤と混じり合い、旨みが広がります。
まさに旨みのコラボ。
醤単体で食べるよりも、まろやかさと爽やかさもアップ。
何に添えてみよう???
シンプルな味わいのものがいいな。
と、冷蔵庫を見渡してこれだ!
こんにゃくにとろり。
さっと茹でただけのこんにゃくがいい感じの一品に!
そして、外せないでしょう、冷奴にも。
もっと食べたくなってしまいます。
さらに、ある日のお昼ご飯には。
白ごはんに醤トマトをかけて、さらにえごまオイルもたらり。
これ、かなりおすすめです。
食べ過ぎ注意です。
こんなささやかなことを重ねることから、腸活はできると思います。
そう、日々の積み重ね。
それは、日本の昔から伝わる食事にはたくさん溢れていますよね。
きっと、トマトが世界を広げてくれます!