〜春のはじまりにとまとを合わせて〜
こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
10度を超える日々が続き、春の陽気を感じ始める今日この頃。
世界には不安な空気が漂ってはいますが、この春の空気感に気持ちが明るくなります。
花が咲き始め、梅を目にし、ぼちぼちと桜を愛でることができるでしょう。
それと同時に花粉の時期到来という、厄介な側面もありますが、
まぁ、それも春の訪れです。
自然界では、山菜が徐々に芽吹き出しています。
お店にも先月から並んでいます。
ふきのとうが顔を出し、春の訪れを知らせてくれると言われますね。
控えている山菜のセミナーに備えて、お料理の試作をするうちに閃いたのが、ふきのとう味噌とトマトを合わせること。
あの独特の香りに、爽やかで旨みのあるトマトは非常に合うのではないか。
そんなこと、当たり前に作られている方は、もしかするとたくさんいらっしゃるのかしら。
私はこれまで口にしたことがなかっただけなのかもしれません。
ぜいたくトマトを切ってお鍋に並べて、トマト糀で下味をつけた鶏もも肉を入れ、蓋をして加熱。
トマトが崩れて鶏肉に絡み、火が通ったところで、自家製ふきのとう味噌で調味。
それを全粒粉ペンネと共に食べると、なんとも深みのある一品になりました。
トマトが加わることで、洋のパスタにも自然に合います。
これをきっかけに、煮詰めたトマトと鶏肉にふきのとう味噌。
仕上げにとろけるチーズ。
これまた簡単旨し。
とても使える組み合わせです。
鶏肉以外のお肉やサーモンなどのお魚にも合うこと間違いなし。
ぜひ、自家製ふきのとう味噌を作って、トマトとのハーモニーをお楽しみくださいませ。
山菜は冬に溜め込んだものを解毒してくれる効能が期待されています。
身体を軽くして、新しい春をスタートしたいですね。
デトックスしたいからと、くれぐれも、食べ過ぎにはご注意あれ。