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〜from Portugal “アロース・デ・マルシェコ”〜

こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。

なかなか暑めの11月。

この体感温度なのに、カレンダーはもう11月。

空は秋の空、日の暮れも早い、納得の11月。

けれども、衣替えはまだ悩ましい。

そんな今年の秋は、まだまだ晩秋感はゼロですね。

来月にはかなりしっかりとした冬がやってくるようなので、

その気温の落差で体調を崩さないようにしなきゃと気を引き締めています。

 

先月は地中海料理ということでギリシャをご紹介。

今月も地中海繋がりで、まだ訪れたことのない国、ポルトガルのトマトを使ったお料理をお届けします。

ポルトガルは日本にとって古くから交流があるものの、ポルトガル料理ってどんなの?と言われると

???

です。

出てくるのはカステラ、エッグタルト、あとはポン・デ・ケイジョといったくらいでしょうか。

 

先日、お料理教室でポルトガル風リゾットを学びました。

イタリアのリゾットと異なり、水分が多いそうです。

スープリゾット的な感じでしょうか。

それをベースに今月はAroz de marisco(アローシュ・デ・マリシュコ)こと海鮮リゾットをお届けします。

トマト缶での作り方を学びましたが、旨みたっぷり、こちらのぜいたくトマトで贅沢に作りました。

海鮮からはタコ、アサリ、エビ。

お米は日本の白米で。

そして、トマト、タマネギ、タカノツメ、ニンニク。

 

 

トマト缶のように仕上げたいので、トマトは湯むきして、しっかり潰して使います。

 

 

 

さすがはぜいたくトマト。

この時点で旨みが素晴らしい。

素材が持つポンテンシャルが高いとそれだけで仕上がりが違います。

 

ニンニクと唐辛子をオリーブオイルでしっかり香りを出し、みじん切りのタマネギも透明になるまで炒めます。

 

 

潰したぜいたくトマトを加えて、水分をとばし、米と魚介類、水を加えて煮込んでいきます。

 

仕上げにイタリアンパセリを盛りたいところですが、入手できず、バジルで。

さすがトマトとバジルの相性。

魚介の旨みとトマトのグルタミン酸がスープを楽しみながら味わえるリゾットの完成です。

 

 

スープも隈なく食べ尽くしたい。

そんなポルトガルリゾット。

 

オリーブオイルに魚介類、そして野菜たち。

これぞ地中海料理。

長寿の秘訣ですね。

 

寒暖差が出始めるでしょうから、体調を整えて、寒さの準備をしましょう。

1日1日を噛み締めながら。

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