〜from Turkmenistan“チェクディルメ”〜
こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
秋の空気感が増し、乾燥を感じ、朝晩はひんやりするようになってきました。
一方、日中の日差しの強さはなかなかのもので、
これぞ秋のドライな暑さだと思わずにいられない日々ですが、いかがお過ごしでしょうか。
私もタオルケットのみの就寝時に寒さを感じ、やや風邪の兆候発生!でしたが、
なんとか万博から得たパワーで、元気を保っております。
そんな万博の閉幕もすぐそこに。
期間限定だからと挑んだ、半年の日々。
終わりの足音と共に、寂しさが募ります。
この大イベントそのものもですが、関わった人々との日常が終わってしまうことが強烈に寂しくてなりません。
半年前にはこんな気持ちになるとは、想像もしていませんでした。
勤務していても、いや、しているからこそかもしれませんが、パビリオン全制覇!なんてことは到底無理で…
せめて海外パビリオン制覇はしたいな、と思っている次第です。
それぞれ好みがあり、賛否両論ある中で、個人的にはどのパビリオンにも感心があり、価値があるな、と感じます。
好みかどうかはさておき、インパクトの強さ、知らなかった世界への興味、のナンバー1はやはり、この国です。
トルクメニスタン。

どこにあるのかもよく知らず、きっと知らない、習っていない、つまりは旧ソ連かな、くらいのイメージ。
そんなトルクメニスタン、パビリオンの外観からして強烈。

夜のライトアップも外の映像もインパクト大

SNSでの評判がなかなかで、興味津々。
2度訪れましたが、初めて万博を訪れる人には、ぜひ行ってみて!!!と薦めてしまいます。
パビリオン内の展示物にもこんなものが!
釘付けです。
これを、パビリオンに並べるんだ、と。
撮影せずにはいられません。


そんなトルクメニスタンは併設レストランがまた大人気。
「SUPRA(スープラ)」
眺めもよく、お料理も評判。
連日長蛇の列で、入店困難。
私が訪れた時は営業時間を過ぎており、もう閉店していたので、味わうことはできていません。
数日前に、閉幕後も大阪でお店が再オープンすることが発表されたと話題になっています。
その際には、訪れたいですね。
何せ、渡航できる気がしない国ですから。
ここで気になるのは、やはりトマト料理があるのか、ということです。
あの展示品からすると、当然トマトが愛されていることは分かります。
調べてみると、やはり使われていますね。
さすが、世界のトマト。
私が気になったのは、伝統料理、チェクディルメ。
ラムの煮込み料理。
ジャガイモ、タマネギ、トマトが入っているようで、トルクメニスタン版肉じゃがのようなお料理のようです。
詳しいレシピは見つけられずでしたが、きっとこんなだろう、を作ってみました。
但し、ラムは苦手ですし入手困難なので、牛肉のネックで挑戦。
色々な記事を読んでいるとスパイスやハーブが使われてるように思うので、コリアンダーとクミンパウダーを使ってみました。
材料はいたってシンプル

牛ネックを使うことも初めてでしたので、硬さも気になり、あらかじめ低温調理で下準備。
細かく切ったタマネギをスパイスと共に、無臭のココナッツオイルで炒め、ジャガイモ、トマト、牛肉と共に煮込みました。
仕上げにパセリ。

おそらく、スープはさほどないのでは、と思いますが、ここはMasakoALA版チェクディルメということで。
あの統制された街の中ではなく、都心部から離れた普通の暮らしの中で、親しまれ、食べられているに違いないと思う、お料理です。
もし、渡航したことがある方がいらっしゃったら、お話し聞かせくださいね。
そして、まだ予約済み万博チケットをお持ちの方、トルクメニスタンはきっと並べるパビリオンだと思いますので、是非訪れてみてください。
万博は閉幕しても、万博シリーズのトマトコラムはまだしばらく続けたいと思います。