~from Vietnam“厚揚げとトマトの炒めもの”~
こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
これでもかというくらいの暑さの日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
夜になっても30度前後。
エアコンなしで寝ることがすっかりと難しくなってしまいました。
さらに、パリ五輪も始まり、時差ゆえに、夜更かし気味。
体調を崩しそうなこの状況、しっかり栄養をとっていきたいですね。
トマト、食べていますか?
先月の世界のトマト料理はパリ五輪に因んで、フランスからでした。
さぁ次はどこへ?フランスにゆかりの深い国、ベトナム。
ベトナムといえば、こちら中村阮さん!
ベトナムのトマト料理と言えば?
と伺えば良かったなと今更ながら思っています。
私がこれだ!と思ってご紹介するのは、厚揚げとトマトの炒めもの。
我が家では、この組み合わせはしばしば登場します。
新タマネギの季節に、新タマネギ、サバ缶と共に火にかける。
それだけなのですが、トマトと厚揚げは非常に相性が良いように感じます。
ベトナム流となると味付けにヌクマム(魚醤)でしょう。
トマトは予め、フライパンで焼き付けたものを使います。
炒める油は無臭のココナッツオイルをお勧めします。
油抜きした厚揚げをオイルで炒めて、そこに焼きトマトを投入。
トマトを崩しながら炒め混ぜます。
砂糖を少々、ヌクマムと醤油で調味。
仕上げに青唐辛子のビネガー漬けを少しだけスパイスに加えて完成。
ホーリーバジルを添えて、よりアジアン感を。
使う調味料を少し変えるだけで、味わいが変わります。
和風で作る時には、味噌を加えます。
アジアのお料理では、よく焼きトマトのソースが登場するそうです。
国によって微妙に異なるようですが、材料となるトマトやニンニク、唐辛子を素焼きして、それらと調味を潰しながら混ぜ合わせます。
焼き茄子を入れることも多いようです。
ヌクマムが効いた焼きトマトのソースをつけると、たちまちエスニック料理に変身!
冷やし豚しゃぶのタレにもオススメです。
ピリッと爽やかでコクのある味わいに。
これだけ暑いとこういったお料理が食べやすいですね。
是非、真夏は焼きトマト料理+ヌクマムで。
さぁ、世界中のアスリートの饗宴。
楽しみます。
来月のコラムを綴る頃には、暑さが和らいでいますように。