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〜☆祝☆受賞トマト〜

こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
去年は梅雨入りが早く、小満の頃にはすでにもう梅雨入りしていましたね。
入ったものの雨が少なく長梅雨になった記憶があります。
今年はどうなるかしら。
5月下旬には、すでに30度近い気温の日々で、夏が目前のようで、気忙しく感じる日々でした。
ついこの前、ゴールデンウイークが終わったはずなのに、早いものです。

5月、連休明けに吉報が届きました。
私も所属しています日本野菜ソムリエ協会主催の第一回全国トマト・ミニトマト選手権。
とまとや中村阮さんももちろんエントリー。
ミニトマト選手権にて、プチぷよが銀賞受賞。
トマト選手権ミディアム部門にて、ぜいたくトマト(極み)が金賞受賞🥇
おめでとうございます。本当に素晴らしいことです。
全国の名だたるトマト農家さんが丹精込めて、ご自身が誇る逸品を出品。
そのような中で選ばれたことは、なんと誇らしいことでしょう。

トマト業界は、非常に白熱しています。
スーパーでも八百屋さんでも、トマトが占める売り場の割合はなかなかのもの。
その種類も豊富です。
正直、このトマトが一番!と決めるのは至難の業。
試食する人の体調や気分、気候や気温と様々な要因があり、
また同じ方が作られていても、個体差も生じます。
たまたま、口にしたトマトがどうだったか?
出品ともなると、追熟も考慮せねばなりません。
選考会が、収穫からどれくらいでなされるか。
保存状態にもよります。
それは、選考に限らず、一般に消費される場合も同じこと。
飲食店への卸しであれば、そこを直に伝えて提供することもできますが、
さまざまな流通過程を経て、口に入るともなると、評価は千差万別となります。

近年は、生産者さんから直接購入できるシステムが整っているので、
ベストな状態で口にすることもできますね。ありがたい時代です。

また、トマトの好みも人それぞれ。
それは季節にもよります。
私自身、冬から春頃はガツンと旨みの強いものを欲し、気温の上昇とともに、
甘酸味バランスを求め、夏には瑞々しいものをかぶりつく。
身体が受ける影響は味覚にも波及するのでしょう。

そのようなことを考えると、このタイミングで、今評価を得られる状態に持ってきての出品。
そして、受賞。これは偉業だと思います。
ましてや、非常にライバルの多い世界。
いやはや、さすがです、中村さん。
そして、他に受賞された方々も、あいにく逃してしまわれた方々も。
挑むことそのものに尊敬の念を覚えます。

そんな皆さまのお陰で、私たちは口福を得、心も満たしてもらえるのです。
ありがたいことです。

さすが、花言葉「感謝」、ヤサイコトバ「平和」のトマト。
戦いに身を委ねざるを得ない人たちも美味しいトマトを口にしたら、変わるのでは?と思えてなりません。

過日、トマトの食べ比べを含めたセミナーを開催しました。

素晴らしいトマトを、生み出してくださった生産者の方々へのお力をお借りしての開催です。
感謝に尽きます。
これからも私ならではの形で、トマト愛を発信して参ります。

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