〜トマトと基本の調味料 -with 本みりん編- 〜
こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
例年よりかなり早い梅雨入りをしましたが、晴れの日が多く、
梅雨独特の蒸し蒸し感がないので快適に過ごせている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、一年で最も体調を崩しやすい時期でもあります。
体感だけでなく、体内にも水を貯めやすく、下半身のむくみや胃腸の不調が起こりやすい梅雨の季節。
滞りなく、身体の中の湿気にも目を向けてあげましょう。
3ヶ月に渡り、トマトで腸活ということで、いろいろな調味料とのマリアージュをお届けしてきました。
今月のwith調味料は腸活というより、調味の面からの魅力をシェアさせてもらいます。
日本が誇る調味料のひとつ、みりん。
みりんには、本みりんというものとみりん風などがあります。
これらは成分が異なり、本みりんにはアルコールが含まれています。
焼酎などのアルコールを原料に、糖化、熟成されることでできます。
糖類、アミノ酸、有機酸、香気成分などが含まれることで、深みのある料理に仕上がります。
最近では、お砂糖の代わりにスイーツにも使われるみりん。
お料理でもさまざまな効果をもたらしてくれます。
甘味にコクや旨味を、照りやツヤ、アルコールによっての臭み消し。
栄養的にもビタミンB群が含まれることから代謝アップ。
アミノ酸によって、身体つくりへのサポート。
ミネラルも含まれています。
とはいえ、使う量は多くはないので、ほんの手助けになれば、というくらいつですね。
健康効果より、調味のグレードアップを狙いたいみりんです。
旨味の相乗効果を狙ってのトマトとの組み合わせ。
共にお料理で使うのももちろんありですが、より実感するためにはシンプルな食べ方でぜひに。
アルコールを飛ばすべく、煮切りしたみりんに湯むきしたミニトマトを漬け込むのみ。
シンプルイズベスト🍅
15分冷蔵庫で漬けるだけでも味わえますが、
長く漬けるとよりスイーツのようになり、みりんにもトマトのエキスが移っていきます。
このトマトと、トマトのエキス入りみりんを炭酸水で割って味わってみてください。
他のものでは味わえない風味豊かなものができますよ。
こちら、中村さんのプチぷよで作ると、みりんの染み渡りがまたいい塩梅になります。
湯むきせずとも、楽しめるのがぷちぷよのありがたいところでもあります。
さらに、その漬け込んだみりんと寒天で作る簡単スイーツ。
漬け込んだトマトも加え、固まったところにもそのみりんをのせ、ほんのり甘く。
これからの季節にぴったりの優しい甘さのヘルシースイーツのできあがりです。
梅雨は早く明けるのか、長く続くのか。
分かりませんが、どなたさまも、少しでも快適に過ごせますように。