1. HOME
  2. コラム
  3. 〜今の時季のトマトの楽しみ方〜

〜今の時季のトマトの楽しみ方〜

こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。

秋らしい空気は訪れたものの、残暑が厳しい9月でしたね。
日中のお日さまの陽射しはなかなかのものです。
朝はすっかり冷えを感じ始めてはいますが、まだ半袖の日々です。
秋分を過ぎ、陽の気は確実に減りますので、お日さまパワーは今のうちに浴びておきたいものです。
そして、チャージした陽の気は温存しましょうね。
無闇に出さないように。

そして、紫外線にはまだまだ気をつけましょう。
夏より湿気がない季節のなので、肌へのダメージとして、乾燥が進みやすいです。
潤いを与えながらの暑さ対策を。
やっぱりトマトがピッタリです。

ただ、やはりトマトの味わいは落ちてしまいがちのこの時期。
トマトに限らず、野菜全般端境期なのです。
収穫の秋といえど、それは芋類が中心。

そんな時はトマトをうまく活用しましょう。
加熱して旨みを高めるのもひとつ。
トマト鍋やオーブン焼きが美味しくなる頃合いです。

そして、こんな時こそトマト糀ですよ。

 

近年の研究により、麹に含まれるグルコシルセラミドは腸内細菌のひとつ、
ブラウディア属菌を増やし、それが多い人は内臓脂肪の量を抑えることができるようです。

こういった身体に良い働きを促す腸内細菌を増やしたいですね。
麹食品をしっかり食べましょう。

調味料としてトマト糀を常備しておけば、旨み調味料として便利なだけでなく、
トマトが持つ素晴らしい効能と麹の働きも得ることができますね。


トマト糀仕込み初日


トマト糀仕込み翌日


トマト糀完成(ブレンダーにかけた後)

 

使い方は色々ありますが、私は専ら肉や魚の下味に使うことが多いです。
例えば、肉じゃがのお肉にも揉み込んでおくと、お肉が柔らかくなる上、
臭みも取れて旨みアップ、肉じゃが全体がほのかに爽やかにもなります。

ところで、先日トマトビールなるものをいただきました。

大阪の中津にある「中津ブルワリー」さんは、
街中で育てられたホップを使ってビールを作っているクラフトビールのお店。

レッドエールにトマトの酸味を加えた大阪能勢町とのコラボビール。

tomatoma〜能勢の里山物語〜

https://nakatsu-brewery.com/050_tomatoma/

いわゆる大手メーカーさんのビールがあまり得意でない私は、
こういったクラフトビールの方が飲みやすいのですが、口に含んだ時に、
奥で囁くトマトの風味が、幸せな気分をもたらしてくれました。

トマト好きにはオススメですよ。

どんな時季であっても、トマトを楽しみ、
トマトのある暮らしを送っていたいものですね。

きっと笑顔でいられます。

気温差が出てきています。
体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。

 

新着記事

お知らせ一覧