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〜暑い日のトマトの使い方〜

こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
過去最短と言われた梅雨が明けましたね。
あまりに雨の少ないこの状況、農作物を育てる上でどうなのでしょう。
今収穫が近い青果物にとっては、大きな影響はないのかもしれませんし、
トマトのように梅雨を苦手とするものは、旨さが増すのかもしれません。
ただ、秋冬の収穫に向けて成長中のものたちは、雨を求めているでしょう。

雨が降らない分、湿気はたっぷり。
身体の中に、湿をため込まないように、外へ出し、
体内の巡りを良くすることを心がける日々。
最盛期を迎えつつある、スイートコーンを連日のように食べています。
おかげさまで、むくみも胃腸の不調も感じてはいません。
食欲も普段通り、健在。
とはいえ、やはり喉越しの良いものを求めがち。
今年は、ゼリー寄せをストックしています。
一度作ると数日楽しめますし、それだけで食べるもの、何かのソースにするもの。
ソースにすると、その食材がより食べやすくなります。

それぞれご紹介しますね。

≪焼きナスと焼きオクラ、ミニトマトのゼリー寄せ≫
魚焼きグリルで焼いたナスとオクラ、そしてフレッシュな
ミニトマトをめんつゆなどお好みの出汁に漬けるのみの一品。
温めた出汁に氷水でふやかした板ゼラチンを入れて、バットに
入れた野菜にかけて、粗熱が取れたら冷蔵庫へ。
お好みの硬さになるようゼラチンの量を調節しましょう。

こちらの量で板ゼラチン5gくらいです。

こちらはそれだけで食感を楽しめる野菜の煮浸しのような味わい。
剥いた焼きナスの皮は、醤油糀と荏胡麻オイルで調味、ゼリー寄せのトッピングに。
ご飯のお供にもオススメな、焼きナスの皮の食べ方です。

≪サクランボとプチぷよのスモモジュレ≫
すもも果汁にホワイトバルサミコ酢を加えて温めて、塩胡椒、板ゼラチン。
サクランボは種を取って半分に。
プチぷよも半分に。
そこにジュレ液を入れてゆるめに固める。
スイーツのようですが、ビネガーの酸味と胡椒が効いて、ソースにぴったり。
ポイントは似た風貌、食感のサクランボとプチぷよを合わせること。

鶏胸肉の低温調理のソースにしたり

冷麦にかけてバジルものせて爽やかに

少しだけ火を通したレア状態のサーモンも合わせて

ゼリー寄せにはやはり、弾力のあるプチぷよがぴったり。
この夏、いろいろな夏野菜と合わせて、ストックしてみてください。
エダマメと合わせるのも映えて良いですよ。

暑いからと、食から飲にシフトしてしまうと、夏バテ促進になってしまいます。
食べやすい形で、しっかりと栄養分を摂りましょう。

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