〜今の時季のトマトの楽しみ方〜

こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
秋らしい空気は訪れたものの、残暑が厳しい9月でしたね。
日中のお日さまの陽射しはなかなかのものです。
朝はすっかり冷えを感じ始めてはいますが、まだ半袖の日々です。
秋分を過ぎ、陽の気は確実に減りますので、お日さまパワーは今のうちに浴びておきたいものです。
そして、チャージした陽の気は温存しましょうね。
無闇に出さないように。
そして、紫外線にはまだまだ気をつけましょう。
夏より湿気がない季節のなので、肌へのダメージとして、乾燥が進みやすいです。
潤いを与えながらの暑さ対策を。
やっぱりトマトがピッタリです。
ただ、やはりトマトの味わいは落ちてしまいがちのこの時期。
トマトに限らず、野菜全般端境期なのです。
収穫の秋といえど、それは芋類が中心。
そんな時はトマトをうまく活用しましょう。
加熱して旨みを高めるのもひとつ。
トマト鍋やオーブン焼きが美味しくなる頃合いです。
そして、こんな時こそトマト糀ですよ。
近年の研究により、麹に含まれるグルコシルセラミドは腸内細菌のひとつ、
ブラウディア属菌を増やし、それが多い人は内臓脂肪の量を抑えることができるようです。
こういった身体に良い働きを促す腸内細菌を増やしたいですね。
麹食品をしっかり食べましょう。
調味料としてトマト糀を常備しておけば、旨み調味料として便利なだけでなく、
トマトが持つ素晴らしい効能と麹の働きも得ることができますね。
トマト糀仕込み初日
トマト糀仕込み翌日
トマト糀完成(ブレンダーにかけた後)
使い方は色々ありますが、私は専ら肉や魚の下味に使うことが多いです。
例えば、肉じゃがのお肉にも揉み込んでおくと、お肉が柔らかくなる上、
臭みも取れて旨みアップ、肉じゃが全体がほのかに爽やかにもなります。
ところで、先日トマトビールなるものをいただきました。
大阪の中津にある「中津ブルワリー」さんは、
街中で育てられたホップを使ってビールを作っているクラフトビールのお店。
レッドエールにトマトの酸味を加えた大阪能勢町とのコラボビール。
tomatoma〜能勢の里山物語〜
https://nakatsu-brewery.com/050_tomatoma/
いわゆる大手メーカーさんのビールがあまり得意でない私は、
こういったクラフトビールの方が飲みやすいのですが、口に含んだ時に、
奥で囁くトマトの風味が、幸せな気分をもたらしてくれました。
トマト好きにはオススメですよ。
どんな時季であっても、トマトを楽しみ、
トマトのある暮らしを送っていたいものですね。
きっと笑顔でいられます。
気温差が出てきています。
体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。