〜白がテーマの秋到来、トマトと合わせて紅白に〜
こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
朝晩に涼しい風が吹き秋を感じる日々。
日中はまだまだ気温が上がるものの、湿気から乾燥へとシフトしているのを感じます。
効きすぎるエアコンの冷気はきちんとなにかを羽織って防がなければ
肺がダメージを受けてしまうのを痛感しました。
肺が弱ると、喉や鼻が乾き、肌もカサカサの序章に。
こうして、秋を感じ始める。
嬉しいことではありませんが、まだ、四季がちゃんとある証拠です。
近年は年中、夏と冬なのでは、と思えてなりませんからね。
肺が弱るとまだまだ猛威を振るっている、あの厄介な者が入り込む隙を与えてしまいます。
ご注意くださいね。
そんな肺を守るのに良いとされる食材として、白い食材が挙げられます。
野菜なら里芋、蓮根、果物なら日本なしが、有効かと。
いずれも気管支系や粘膜に働きがあると言われています。
白が良いとは言われても、私の食生活に、赤いトマトは欠かせません。
里芋とトマトを合わせてみました。
トマトの食味はかなり落ちてくる時期なので、煮詰めて使うのが良いでしょう。
加熱することでリコピンも増えます。
まだまだ強い紫外線からも身を守りたいですし。
煮詰めたトマトと合わせたのは白味噌。
それで下茹でした里芋を炊きます。
白味噌の優しい甘さにトマトの酸味が入り、
夏の終わりから秋の始まりにはぴったりの味わいです。
もう一品は蓮根と。
蓮根のすり流しは白味噌と味醂、旨味のある塩で調味。
そこに煮詰めたトマトを落とします。
レンコンに含まれる粘り気成分のムチラーゼのお陰で、いろいろな粘膜を保護してくれます。
白と赤。
紅白はなんともめでたい。
お正月料理のようですね。
兎にも角にも、健やかにお過ごしください。
元気でいてこそ、です!