〜紫外線に負けないで〜

こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
まだ4月だよね?と思うほどに暑い日もあったりで、春が一気に駆け抜けた感がありました。
あれよあれよとゴールデンウイークになり、トマト生産者さんにとっては、闘いの日々真っ盛りだと察します。
旨みが最高潮で、5月までで収穫を終えるというところもあると聞きます。
日本の梅雨はトマトにとって、なかなかの強敵ですからね。
梅雨以降のトマトは旨みを楽しむというより、水分補給のイメージがあります。
同じ赤い青果物、トマト以上のリコピン含有量を誇るあの果実。
スイカ。
スイカも夏に食べるのは水分補給であり、暑さを冷ます効果がありますが、
美味しさが最高潮なのは5月の連休頃なんだそうです。
ちょうど、紫外線が強くなる頃でもありますね。
しっかりリコピンを摂りたいですね。
リコピンは強い抗酸化力が高いカロテノイド(自然界の色素成分)の一種です。
抗酸化力が高いと言われる、βカロテンの2倍、ビタミンEの10倍もの抗酸化力があるのです。
抗酸化力は身体にサビを作る活性酸素が酸化しないように、抑える力なので、それがいかに働くかで、
あらゆる疾患から身を守ることにもなるのでしょう。
さらに、リコピンは皮膚に届きやすいことから、紫外線から受けるダメージも抑えられるようです。
それだけでなく、血流を改善する効果もあると言われます。
春は、血をうまく流したり、蓄えたりする肝というところがダメージを受けやすく、
血流を良くするといわれるタマネギはもちろん、リコピン食材も摂りたいですね。
トマトやスイカを食べないわけにはいきませんね。
他には、ローズヒップやルビーグレープフルーツにも含まれます。
食事にトマトを
デザートやおやつにスイカやピンクグレープフルーツを
飲み物にローズヒップティーを摂って、この一番紫外線が届きやすい時期を凌ぎましょう🍅
とはいえ、食べ過ぎは身体を冷やしてしまいますので、ご注意くださいね。
加熱したり、油と摂ると、より生体利用率が上がるそうなので、調理法もいろいろ変えてみましょう。