〜from France “トマト・ファルシ〜
こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
早いもので今年も半分が過ぎ、折り返しです。
目標の半分に到達されていますか。
私はなんだかんだと、日常をこなす日々。
もちろん、今年取り組もうとしたことは粛々としてはいるものの、ステップアップできているのかどうか。
残りの半年でもっと実らせたいものです。
さぁ、今月には4年に一度のオリンピックが開幕です。
前回の東京大会は、異例の形での3年前でしたので、いつも以上にもう?!という気がします。
パリ五輪は行きたいなぁ、と思っていたのが昨日のことのようです。
何を隠そう、私はとってもフランス好き。
あの空気感、そしてフランス語の響きが好きで、若かりし頃には超短期で留学?遊学?し、ホームステイもしました。
ステイ先のパパが、日替わりでフランスの家庭料理をネットで調べて、振る舞ってくださり、温かさを感じたものです。
今でもアプリの利用ではありますが、フランス語をゆるく学んでいます。
あのパリの街でオリンピック!
こんなにも円安でなければ、、、駆けつけていたはず?!
いや、大学受験を控えた息子を抱えているので、夢は夢のままですね。
というわけで、今月の世界のトマト料理はやはりフランスからです。
西洋料理ではトマトはあらゆるところで使われています。
旨みを出す、出汁的な存在でもあります。
今回は。フランスでのトマトを使った家庭料理の代表格、トマトファルシをご紹介しましょう。
ファルシは素材の中に、別の素材を詰め込んだお料理、詰め料理を表します。
farceを辞書で引くと、「〖料〗 詰め物 ⦅詰め物料理の中身に使うひき肉・刻み野菜⦆」とあり、料理用語ですね。
トマトの中身をくり抜き、その中にハンバーグのタネのようなものを詰め込み焼きました。
普段のハンバーグ作りで、私はタマネギを炒めるなどということはせずに作りますが、こうして詰める時には、一手間ですが、加熱します。
その際に、くり抜いたトマトの果肉、あとは、季節のお野菜、食感とボリュームアップにもなるズッキーニを細かくしたものも合わせ炒めました。
トマトの中身をくり抜くのはこの調理器具が非常に便利
様々なシーンで大活躍です
トマトの底は安定よくするため、薄くスライスしておくと転げません
合い挽きミンチには牛乳に浸したパン粉を混ぜ、塩胡椒、ナツメグで調味
くり抜いたトマトの中にミンチと炒めた野菜たちを混ぜ、詰めます
炒めた野菜も予め、塩胡椒で調味
切り取ったトマトのヘタ付き蓋をして、耐熱容器に軽くオリーブオイルを塗ったところに並べ、200度で20-30分焼きます。
トマトの大きさによって焼き加減は様子を見ましょう。
焼いたトマトから溢れる果汁が良きソースとなって肉に絡み、食べごたえがあるものの、爽やかな味わいのある一品です。
オーブンで加熱するのは、キッチンが暑くなる難点がありますが、その間は離れておくこともできますしね。
ハンバーグのように丸める手間より、詰める方が楽?とも言えます。
是非、立派な美味しいトマトが入手できる時に作ってみてください。
パリ五輪観戦しながら食べてみてはいかがでしょうか。
日本選手のご活躍をお祈り申し上げます。