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〜from Greece “ストラパッツアーダ”〜

こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
暑さも彼岸まで、とはよく言ったもので、あの厳しい暑さもようやく落ち着きましたね。
まだまだ、お日さまの力は強く、日にあたると暑さを感じるものの、空気感は秋満載。
乾燥を感じます。
ケアされていますか。
季節の果実、梨やブドウ、イチジクを食されている方は、乾燥に悩まされずでは。
柿も見かけ始め、みかんも並んでいます。
ここから一気に秋冬へと進みますね。
今年も残り3ヶ月、過ごしやすい今の時間を、大切に送りたいものです。

最近よく耳にするお料理、地中海食。
いろいろな健康情報があり、エビデンスもさまざま。
そんな中で概ね、最も身体に良い食事と言われるのが地中海食です。
たっぷりの野菜果物、豆、ナッツ、ハーブ、良質のオリーブオイル、そして魚介類、
これらを使ったお料理です。
イタリア、スペイン、ポルトガル、ギリシャなどのヨーロッパから、トルコやアラブといった
国々のお料理でしょうか。
イメージは、アレキサンダー(アレクサンドロス)大王の軌跡だな、とひそかに思っています。

その中から、今月はギリシャ料理をご紹介。
ギリシャといえば、真っ白のイメージ。
パルテノン神殿は訪れたいところですし、エーゲ海クルーズも憧れます。
ギリシャといえば、去年の冬に、フェタチーズというチーズを初めて食べて、感動しました。
牛乳ではなく、羊乳や山羊乳から作られるギリシャ産のフレッシュチーズ。
山羊オンリーのシェーブルのようなクセもなく食べやすいものです。
その時のサラダはこちらです。

当時はなかなか市販がメジャーではなかったようですが、
最近は、取り扱うお店が増えてるようですね。

そんなギリシャのトマトを使ったお料理。
ストラパッツアーダ
トマトと卵のシンプルなお料理で、ギリシャ感をより出すためにもフェタチーズを
合わせるのがオススメのようです。

トマトを煮詰めてトマトソースを作り、それと共にスクランブルエッグを作って仕上げていく
イメージです。

材料はこのようにいたってシンプル
トマト・卵・オリーブオイル
あれば、フェタチーズ・ハーブ

トマトはグレーダーで削り潰すようですが、鬼おろしでガリガリと
皮は入れません

トマトの味をチェック
甘みが弱かったので、甘糀を少々
お塩パッパと振り、火にかけて、水分を飛ばしていきます

煮詰まったら、オリーブオイルを回し入れて、混ぜながら、さらにペースト状に近づけます

卵をおとして、塩コショウで調味し、スクランブルエッグのように

フェタチーズも加えて余熱で溶かし馴染ませます

ハーブを振ってできあがり

これは何?!
という子どもたちの驚きの声から、口にすると感嘆。
生のトマトは苦手な息子も、無限に食べられる、と大絶賛でした。

フェタチーズの塩気もほどよく、贅沢丁寧なスクランブルエッグですね。

じっくりトマトに向き合い加熱し、オリーブオイルを加えていくことで、旨みがさらに引き出され、
リコピンも増し増しでしょう。

ぜひ休日の朝ごはんに、ディナーの付け合わせに、作ってみてくださいね。

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