〜from Spain “ガスパチョ”~
こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
お盆頃には和らいだ暑さでしたが、またぶり返し、更にはゆるりとした台風10号に予定を狂わされる月末でしたね。
自然の及ぼす影響に振り回された今年の夏でした。
残暑はどうなのでしょうかね。
いずれにしろ、乾燥はじわりじわりとやってきています。
湿気を感じてはいても、どこか渇きも身体は感じています。
喉や鼻腔、腸あたりに症状となって現れる前に、季節のフルーツを食べるなどして、事前のケアをしておきましょう。
ブドウ、梨、イチジクあたりがオススメです。
オリンピックやパラリンピックを見ていると、よく知らない国が本当にたくさんあります。
知ってはいてもそこのお料理を食べたことがあるのは非常に限られています。
私の知る国も尽きてきそうです。
そんな中、ここで今月登場するのが、私が最も訪れたい国。
結婚一年目で訪れる予定にしていながら、未だ叶っていない国。
スペイン!
食にまつわることをしているのなら、一度は訪れるべき国だと言われました。
想いは募る一方です。
南アメリカからトマトが伝わったのはスペイン。
そこからイタリアへと広まったので、スペイン料理にもトマトは欠かせません。
定番中の定番、ガスパチョ。
トマト、パプリカ、キュウリ、タマネギ。
これらを使ったスープ。
レシピを見ると必ず入っているのがパン。
とろみづけなのでしょう。
先日、あるお店で食べた、鱧のフリットガスパチョ添え。
最初はイメージがわかなかったのですが、口にするとこれがあまりに美味しくて。
これにより、私ならではのガスパチョ作りが始まりました。
先月開催した、私のまなびにてご提供するランチボックスのメニューにも取り入れました。
使う材料は
トマト(ミニトマト)・赤パプリカ・キュウリ
タマネギを煮詰めて凍らしたタマネギ氷
ニンニクで作ったニンニク塩糀
ハーブ塩・ホワイトバルサミコ酢
そして、オリーブオイルと塩胡椒
これにパンと水などの水分が加わり、ミキサーにかけてスープにするのがスタンダード。
私はソースのような状態にしたかったので、パンや水は入れず、トマトとパプリカはあらかじめ素焼きをして使いました。
旨みをアップさせて、濃厚な味わいにしたかったためです。
季節のお魚、鱧をフリットにしたものをガスパチョにつけて、召し上がっていただきました。
今回は鱧でしたが、ナスやズッキーニといった夏野菜や、エリンギをフリットにして、これと共に食べるのも、すごく良い相性でした。
濃厚なのにどこか爽やか。
塩で食べるのとはまた違う、すっきり美味いフリットになります。
もちろん、余ったガスパチョは飲めますよ。
ぜひ、夏野菜がまだ揃う今、作ってみてください。
ちなみに、キュウリ臭さが得意ではないので、少しキュウリが控えめなガスパチョとなっています。
さぁ、涼しい秋が感じられるのはいつ頃になるでしょうかね。
楽しみな季節の到来です。