〜from Oman“ナシーフ”〜
こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
気づけばもう師走。
早すぎませんか?
今年は万博があったからでしょうか、恐ろしいくらいに、時が経つのが早いと感じています。
そして、この気温… 11月下旬で20度近い日があるなんて、違和感しかありません。
もちろん、寒くないのはありがたいのですが、冬野菜が気になります。
トマトはどんどん旨みをのせてきて、嬉しいシーズンに向かうことができているのでしょうか?
こちらのコラム、なんと、7年目に入ります。
それだけトマトに向き合ってきたのだな、と感慨深い気持ちになります。
先日、調べものをしていると、国別のトマトの消費量についての記載を目にしました。
生産量は圧倒的に中国が第一位。
桁違いです。
イメージでは地中海の国、イタリアあたりかなと思っていましたが、全くもって違いますね。
では、消費量は?となると、近年トルコやリビアがトップを走っていたようですが、
2023年のFAO(国際連合食糧農業機関)のデータによると、オマーンが最も多かったとのこと。
トルコ、リビアなどからも、地中海付近のアラビア系で食されるということなのでしょうね。
オマーン、といえば万博でイチジクの木が話題になり、私も時折その成長をチェックしておりました。
他には、精油のフランキンセンスの国。
まさか、トマトがそんなに消費されているとは知らず。
パビリオンにテイクアウトのカフェはありましたが、お食事はなかったので、お料理を口にすることはできませんでした。
こうなると、やはりオマーンの方々がどんなトマト料理を食べているのか、興味津々。
調べてみると、トマトが主役のお料理というより、幅広くいろいろなお料理にトマトが使われているようですね。
そんな中で、気になったのが「ナシーフ」というお料理。
オマーン料理であり、アラブ首長国連邦やチャドのお料理でもあるようです。
牛肉のトマトベーススパイス煮込みといった感じでしょうか。
材料はこちら。
写真にはありませんが、トマトペーストも使っています。

今回使ったスパイスは、ターメリックパウダー、コリアンダーパウダー、クミンパウダー、そしてカルダモンたっぷり。
こちらは莢のものを割って、種を潰して使いました。
香りが違いますね。
スパイスを使う時はしっかり炒めることがポイントです。
これを怠ったり、仕上げに振りかけるやり方だと、香りを楽しむより、喉にコホッと詰まる感じが残って口当たりがすっきりしません。
油などでしっかり炒めて使いましょう。

見た目はハッシュドビーフのようで、食べた感じはスパイシービーフストロガノフといった印象でしたが、かなり美味しく、大好評。


トマトとスパイスという組み合わせが旨みの幅をグッと広げるのでしょう。
アラブ料理などでよく使われる組み合わせであるのが納得です。
こういうお料理を作ってみようと思うきっかけになったのも、万博があったから。
今年はかなり世界が広がりました。
そんな私の世界に、お付き合いくださりありがとうございました。
2026年はどんなトマトコラムをお届けできるか、どうぞご期待ください。
では、2025年もありがとうございました。
良い年が迎えられますよう、師走の日々、大切にお過ごしください。