〜トマトの相棒〜
こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
暑いです。
暑いと言っても仕方がない、なにか変わるわけはない、暑さが和らぐわけでもない。
そうは分かっていても、言ってしまいますよね。
おそらく、一番言ってもどうしようもない言葉である気がします。
この時期のお野菜は色がカラフルで濃いですよね。
トマトも然り。
トマトならリコピン。
カボチャならカロテン。
こういった色素系の成分は、強烈な夏の日射しから身を守るためにも作られると言われています。
だから、抗酸化力が高いとも。
それらを食べることで、私たちもその効力を頂戴する。
自然の恵みに感謝ですね。
さて、トマトの相棒といえばなにが浮かびますか?
非常に相性抜群の、欠かせない存在。
そう、バジルです。
トマトを生食で食べるお料理の代表でもある、カプレーゼ。
トマト、モッツァレラチーズ、バジルをオリーブオイルと共に味わいますね。
トマトのヤサイコトバが「平和」であることはこちらのコラムの初回(参照 2019.11.30)に綴りました。
バジルのヤサイコトバは「愛を告げる」だそうです。
イタリアではプロポーズのシンボルとされ、バジルを身につけて異性の前に立つことは相手を愛することを意味することから、そのように付けられたとのこと。
平和の象徴であるトマト。
愛を伝えることから、平和は成り立つのかもしれません。
トマトとバジルはそんな間柄なんですよ。
旨みの宝庫であるトマトですが、そこにバジルの風味が加わるとさらに、幅の広がりを感じます。
サラダなどの生食だけでなく、加熱して楽しむことも是非に!
夏の定番、お素麺を洋風に
ワカメ、ホワイトコーンとともにトマトバジル
ブロッコリースプラウトを盛り
オリーブオイルとビネガーで
お蕎麦のトッピングにも
プチぷよと小さくてもバジルの香りが強いマイクロバイルをトッピング
出汁はそばつゆでも洋風でも
よもぎ蕎麦にはお蕎麦自体の風味に負けず調和するように
プチぷよのセミドライトマトとバジル
生のプチぷよよりも更に旨みと甘みが凝縮した味わい深さがマッチ
麺つゆ系の味にも合うトマトバジル
タマネギ、豆腐と一緒に熟れたトマトを和出汁、みりん、醤油などで煮て最後にバジルも加えて一煮立ち
バジルの色は悪くなるものの、全体に風味がみなぎり、味幅がとても広がる
更に、フレッシュバジルもトッピング
イタリア料理のど定番
トマトソースを作る上で、バジルも加えて
ナスの上にトマトバジルソースを盛り、とろけるチーズものせてオーブン焼き
フレッシュバジルで更に香らせ爽やかに
フレッシュトマトで作るポークチャップ
豚の生姜焼き用ロース肉にはトマト糀で下味を付けて
トマトを崩れるくらいに火を通して豚に絡める
バジルも加熱させて全体に風味を行き届かせて、爽やか夏仕様
少しでも暑さを和らげる素材を使うことで、食欲も刺激したいですね。