〜トマトと仲間たちファルシ〜
こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
夜空が美しい季節になってきましたね。
10月は二度の満月が輝くという貴重な月でした。
先日、息子の中間考査対策に、社会の問題を出してほしいと頼まれました。
範囲が大航海時代も含まれていて、新大陸発見のコロンブスの話もあり…
「新大陸発見を機にヨーロッパにもたらされたものには何があるでしょうか?」。
この問いは欠かせません?!
さすが、我が子!!!ちゃんと答えてくれました。
そうです、トマトなどのナス科の青果物が海を渡ったのです。
ナス科のお野菜ご存知ですか?トマトの仲間たちです。
ぜいたくトマトにその仲間たちをファルシにしてみました。
ファルシとは、食材の旨みを詰め込んだお料理です。
まずは、ジャガイモ。
ジャガイモがナス科?!トマトの仲間?驚きますよね。
けれども、似たようなお花を咲かせるのですよ。
そんなジャガイモはポテサラに。
優しい旨みのある味わいと食感の品種、きたあかりを茹でて潰して、ホワイトバルサミコ酢で下味を。
ゆで卵を混ぜて、ヨーグルト、サワークリーム、塩胡椒で味を整え、引き締めにシークワーサーをひと搾り。
取り除いたトマトの果肉は、ガーリックオイルで加熱し、黒豆を加え、ショートパスタに絡めました。
しっかりとしたサラダのような一品の完成です。
続いて登場は、ナス科の代表、ナス。
ナスとトマトの果肉、合挽ミンチを煮詰め、カレーペーストで調味。
これをトマトに詰めてチーズをのせて、とろけるくらいオーブントースターで焼きます。
トマトの旨みがカレーのスパイシーさと合わさって、幅広い味わいに。
トマトとナスのゴールデンコンビにカレー味は、なかなかの病み付き感満載になりますよ。
ピーマンは旨みを足して、和の味わいにして詰めました。
ピーマン、干した舞茸を味噌、みりん、砂糖で炒め煮。
キノコの旨み成分、グアニル酸とトマトや味噌のグルタミン酸の相乗効果。
干した舞茸が抜群の働き。
ピーマンは存在感を発揮。
トマトと味噌って本当によく合います。
そして、ピーマンにも似たパプリカ。
トマトに寄り添いやすいお野菜ですよね。
パプリカとトマトの果肉、塩にオリーブオイルを少し入れて炊飯。
炊き上がりに胡椒をきかせて、簡単ピラフ仕立て。
それを詰めて、とろけるチーズをのせて、軽く焼く。
食べごたえのある一品ですよ。
いずれもお弁当に入れられるのも魅力的。
詰めものを作っておいて、トマトの食べられる器に詰めて、共に味わう。
きっとそのハーモニーに笑顔が溢れますよ。
お試しあれ。