〜こんな時こそ、トマトのヤサイコトバを胸に〜

こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。
春4月、新年度が始まるこの季節は、ドキドキの中に、ワクワクも入り混じり、
ソワソワした日々を過ごすことでしょう。
春は精神的にとても落ち着かない季節なのです。
今年は、そこにさらに追い討ちをかけるような問題がのしかかって、
世界中が日常ではない日々を送っています。
様々なことが試されているように思えてなりません。
各国の、国民性や気質が表れています。
グローバル化が進む社会の中で、
国と国をどんどん閉ざさざるを得ない状況にもなっています。
この先、どうなるんだろう?
日本だけでなく、世界中が直面しているだけに、予測がつきません。
例年以上に、春の不安感に押し潰されそうになります。
そんな日々でも変わらず元気に並んでいる野菜果物などの青果物、そして、肉や魚たち。
命ありしものをいただくと、パワーが宿ります。
食べものから気を補うことで、精神面も補充し、病を退けましょう!
新型コロナウイルスが、世界中を震恐させ始めた時、
友人の9歳の息子さんが、
「コロナウイルスは世界中の人たちが団結するために流行ったんじゃない?」
とポツリと呟いたそうです。
ここで、どれだけ人類がひとつになれるか、
共通の敵を目の前に、手をとって向き合えるか?
そう、問われているのかもしれません。
まさに、トマトのヤサイコトバ(詳しくはコラム初回をご覧ください!)の平和。
旨みが乗り始めているトマトをたくさん食べながら、手と手を取り、
世界中で立ち向かい、穏やかな平和が訪れることを、願いましょう。
トマトは世界中で愛されているお野菜。
今こそ、人類皆で、トマトを食べてコロナウイルスや、
コロナゆえに非常になってしまった世に立ち向かいたいですね。
トマトの中に詰めものをするお料理、スタッフ・ド・トマト。
トマトの果肉をくり抜いて、いろいろなものを詰めて食べるお料理。
サラダ仕立てに、小さなパスタやポテトサラダなどを詰めたりします。
平和を願って、ローカルでかつグローバルに仕立てよう。
そんな想いを込めて作った一品です。
ポテトサラダのように、茹でてマッシュし、
白味噌などで味付けをした海老芋を、ぜいたくとまとの中に詰めてみました。
くり抜いた果肉はオリーブオイルと塩胡椒を加えて、
ハンドブレンダーで乳化させてソースに。
春の養生に相応しい菊の花を散らしてみました。
和洋折衷な味わいが楽しめます。
地元兵庫のトマトに、同じく兵庫の海老芋とのコラボ。
ポテトサラダとは違ったテイストが新鮮ですよ。
ぜいたくトマトで作ったソースは、その名の通りこの上なく贅沢なソース。
さぁ、新しい一歩を元気に踏み出せますように!