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〜トマトとのハーモニー〜

こんにちは、野菜ソムリエプロのMasakoALAです。

ようやく、朝夕は秋の空気感ですが、日中はまだまだ30℃前後まで気温も上がり、
太陽の強さは空気が澄んでいるのでしょうか、夏以上に感じます。
ビシビシ肌に刺さる気がします。
リコピンに頼るべき日々は続きますね。

JR大阪駅前にあるホテルグランヴィア大阪開業40周年の記念イベントのひとつとして
「兵庫五国の恵み」という兵庫の食材を使ったお料理を、レストランにて7月から9月までご提供されておりました。
フレンチレストラン「フルーヴ」では”や祭 おやさいの美食会”が9月18日に開催され、
こちら、とまとや中村阮のぜいたくトマトを使ったお料理も登場。
当初はトマトを加熱してジャムのようなソースにして、淡路産の椚座牛と合わせるイメージでした。
実際に食材を手にして、さまざまな調理法を試されたのか、ぜいたくトマトの旨みの強さを体感されたのか、
これは肉ベースのブイヨンと合わせてもトマトが活きる!となったそうです。

通常はどうしても、肉の旨みが勝って、トマトは隠れてしまいがち。
プロフェッショナルなことは分かりませんが、トマトはトマトで調理。
それとブイヨンを合わせたものを出汁のようなスープ仕立てにして。
しゃぶしゃぶとした椚座牛を、そのスープと共に味わう。
食べたことのないような逸品でした。

シェフ曰く、トマトの旨味と酸味がちゃんと活きてくる。
そう、まさにブイヨンと奏でるものがお互いを引き立たせ、
牛肉に絡むとさらにそのハーモニーが口の中に幸福感が広がり、
喜びをもたらせてくれました。

やはり、プロの方の奏でるハーモニーは別格ですね。

私が家で楽しむのはやはりトマト糀使い。

黒糀で作るトマト黒糀にもハマっており、都度使い分けています。
黒糀には一般の米糀(黄麹)にはないクエン酸が含まれることから、さわやかな酸味を感じます。
トマトとの相性が抜群で、これを使うだけで、豊かな味になる、素晴らしい調味料です。
旨みのあるトマトやミニトマトで作ってこそかもしれません。

 

乾燥の秋、美肌の敵、乾燥。

これを凌ぐための優れた食材、アボカド。
種をくり抜いたところに、サバ缶を入れて食べるという簡単美味しい栄養価抜群の一品。
醤油糀と荏胡麻オイルを加えてお昼ご飯に食べることが多かったのですが。醤油糀ではなく、
トマト糀とトマト黒糀のダブル使いがより美味しいことが判明。混ぜ合わせて使う。
ここにも素晴らしきハーモニーがありました。

まずは、トマト糀を作ってみてください。

どうしても、季節柄旨みののった満足のいくトマトが手に入らない時は濃厚なトマトジュースでも簡単にできます。

 

振り返ると、去年の10月のとまとなひとときも
「今の時季のトマトの楽しみ方」と綴っておりました。

 

〜今の時季のトマトの楽しみ方〜

 

今はそういう時季なのですね。

食欲の秋をはじめとして、いろいろな〇〇の秋を楽しみましょう。

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